ラスト・グッドバイ!2018
一年、一ヶ月、一週間という周期を決めた方を恨むことも多いですが、そんな区切りもなくベターっと地続きだったらなんにもできる気がしません。こうして節目節目がやってくるのもなかなか良いよね。
ってなもんで振り返りでもいたしましょう。
今年、2018年は去年思い描いた目標を達成できた年ではありませんでした。やりたいと思ってアイデアは浮かぶものの、実現するに至らないことが多々ありました。悔しい。せっかく出たアイデアたち、徐々に現実にしていけたらと思っています。
だけど自分の作品にだんだん自信が持ててきた年でもありました!!まるゆめも少し大きくなって、来年は更に躍進できそう。いや、しましょう。します。
では、告知画像と共に振り返りましょうかね!
2月 まるでゆめのようだ「マーガレット または、」
脚本・演出・出演 マーガレット役
3月 まるゆめ_ラボ「はなみのたしなみ」
脚本・演出・出演 彩乃生誕
4月 S&D新歓公演 脚本・演出
「それぞれの青春は誰かの制服の背中にあるのかもって思えば春色高等学校」
5月 まるゆめ_ラボ「グッドでホッとするバッドコミュニケーション」
コント一本を脚本・演出・出演 ゲスト…太陽の小町
7月 秋葉原カリガリ×まるでゆめのようだ 「さよなら、ひらた」
ミュージカルパロディ小芝居 ひらた生誕 ゲスト…礒辺愛奈
9月 まるでゆめのようだ「おしまい おしまい」
脚本・演出・出演 山猫先生役
12月 井上万葉主催 第3回 つきのこらいぶ「おまじないだよ。」
脚本提供・デザイン …朗読音楽劇
12月 S&D本公演「魔女のウイカ」
脚本・演出
12月 まるゆめ_ラボ「ラスト・グッドバイ!2018」 出演
以上!
振り返ると稽古をしている月以外はほとんど何かしら公演打ってたんですね…。お付き合いいただいた皆様には感謝しきれません。これからもよろしくお願いします。
それに自分の作品はデザインまで全てやったんだなとハッとしました。S&Dのものも全てひらたデザインです。フライヤーデザインのお仕事もお待ちしてます。笑
たくさん作品を生み出して、それぞれにちゃんと納得できた年でした。
特に「おしまい おしまい」は絶対に再演したいし、S&D公演「魔女のウイカ」はすごくミュージカルらしい作品が書けて、キャストも学生とは思えぬ健闘ぶりで感動しました。
来年はちょっとペースを落として、一つの作品にじっくり向き合ってみようと思っています。なので、まるでゆめのようだの本公演は秋頃(9月かなあ)です。まるゆめ_ラボは1月はお休みをいただいて、3月の彩乃生誕からスタートの予定です!
「別れ」と「終わり」をたくさん考えた年でもありました。来年は「出会い」と「はじまり」かな?どうなるでしょうか。笑
もっと外へ、外へ、はみ出していく年にしたいな。
2018年、もうひとつ語らずにはいられないのが浅利慶太先生が亡くなられたことです。劇団時代、私はすみっこでぴょんぴょんしているような役者ではありましたが、私の中ですごく大きなことでした。
「ミュージカルはもういいや」と思っていました。
だけど先生が演出し、生み出すものがこの世の中から無くなるのは私にとってものすごく物足りないんです。先生の手がけた作品は残っています、だけどやっぱりそうじゃない。
私は劇団四季にいた分、「大学で演劇やってた人に知識も経験値もコネも勝てないなあ」「始めるのが遅かったしなあ」と、ダサい卑屈を捨てきれずにいました。なぜかそこに執着していました。冷静になれば、ミュージカルもやりゃあいいんですよね。
四季の根幹であるフランス演劇と、ミュージカルは混ざりきりませんでした。
不条理で不思議で鬱陶しくないミュージカル。そんなものを作ってみたい。それは来年…再来年…もっと先になるかもしれませんが、今一番夢見ていることなので、ここに書き記しておきます。それと、かつ、現代的アピールがしたい!
まずは来年。2019年。
オリジナルミュージカルを作ります。
まるゆめはオペレッタかな。
もう少し大きな劇場で。愛される作品を。
他にも色々考えていることはありますが、またその都度!
ひらたの転換期、今が見所です。っていつも思ってる気もするけど。面白がっていただけたら幸いです。つまんなかったら、その内再チャレンジして!なんて都合の良いことを思ったり。私の努力次第ですね。頑張っちゃうぞ。
2018年、戌年。たくさんのお運び、ご協力、応援、有難うございました。
2019年、亥年。ひらたあやを、まるでゆめのようだを、またよろしくお願いいたします!
2018.12.31 ひらたあや