ラスト・グッドバイ!2018
一年、一ヶ月、一週間という周期を決めた方を恨むことも多いですが、そんな区切りもなくベターっと地続きだったらなんにもできる気がしません。こうして節目節目がやってくるのもなかなか良いよね。
ってなもんで振り返りでもいたしましょう。
今年、2018年は去年思い描いた目標を達成できた年ではありませんでした。やりたいと思ってアイデアは浮かぶものの、実現するに至らないことが多々ありました。悔しい。せっかく出たアイデアたち、徐々に現実にしていけたらと思っています。
だけど自分の作品にだんだん自信が持ててきた年でもありました!!まるゆめも少し大きくなって、来年は更に躍進できそう。いや、しましょう。します。
では、告知画像と共に振り返りましょうかね!
2月 まるでゆめのようだ「マーガレット または、」
脚本・演出・出演 マーガレット役
3月 まるゆめ_ラボ「はなみのたしなみ」
脚本・演出・出演 彩乃生誕
4月 S&D新歓公演 脚本・演出
「それぞれの青春は誰かの制服の背中にあるのかもって思えば春色高等学校」
5月 まるゆめ_ラボ「グッドでホッとするバッドコミュニケーション」
コント一本を脚本・演出・出演 ゲスト…太陽の小町
7月 秋葉原カリガリ×まるでゆめのようだ 「さよなら、ひらた」
ミュージカルパロディ小芝居 ひらた生誕 ゲスト…礒辺愛奈
9月 まるでゆめのようだ「おしまい おしまい」
脚本・演出・出演 山猫先生役
12月 井上万葉主催 第3回 つきのこらいぶ「おまじないだよ。」
脚本提供・デザイン …朗読音楽劇
12月 S&D本公演「魔女のウイカ」
脚本・演出
12月 まるゆめ_ラボ「ラスト・グッドバイ!2018」 出演
以上!
振り返ると稽古をしている月以外はほとんど何かしら公演打ってたんですね…。お付き合いいただいた皆様には感謝しきれません。これからもよろしくお願いします。
それに自分の作品はデザインまで全てやったんだなとハッとしました。S&Dのものも全てひらたデザインです。フライヤーデザインのお仕事もお待ちしてます。笑
たくさん作品を生み出して、それぞれにちゃんと納得できた年でした。
特に「おしまい おしまい」は絶対に再演したいし、S&D公演「魔女のウイカ」はすごくミュージカルらしい作品が書けて、キャストも学生とは思えぬ健闘ぶりで感動しました。
来年はちょっとペースを落として、一つの作品にじっくり向き合ってみようと思っています。なので、まるでゆめのようだの本公演は秋頃(9月かなあ)です。まるゆめ_ラボは1月はお休みをいただいて、3月の彩乃生誕からスタートの予定です!
「別れ」と「終わり」をたくさん考えた年でもありました。来年は「出会い」と「はじまり」かな?どうなるでしょうか。笑
もっと外へ、外へ、はみ出していく年にしたいな。
2018年、もうひとつ語らずにはいられないのが浅利慶太先生が亡くなられたことです。劇団時代、私はすみっこでぴょんぴょんしているような役者ではありましたが、私の中ですごく大きなことでした。
「ミュージカルはもういいや」と思っていました。
だけど先生が演出し、生み出すものがこの世の中から無くなるのは私にとってものすごく物足りないんです。先生の手がけた作品は残っています、だけどやっぱりそうじゃない。
私は劇団四季にいた分、「大学で演劇やってた人に知識も経験値もコネも勝てないなあ」「始めるのが遅かったしなあ」と、ダサい卑屈を捨てきれずにいました。なぜかそこに執着していました。冷静になれば、ミュージカルもやりゃあいいんですよね。
四季の根幹であるフランス演劇と、ミュージカルは混ざりきりませんでした。
不条理で不思議で鬱陶しくないミュージカル。そんなものを作ってみたい。それは来年…再来年…もっと先になるかもしれませんが、今一番夢見ていることなので、ここに書き記しておきます。それと、かつ、現代的アピールがしたい!
まずは来年。2019年。
オリジナルミュージカルを作ります。
まるゆめはオペレッタかな。
もう少し大きな劇場で。愛される作品を。
他にも色々考えていることはありますが、またその都度!
ひらたの転換期、今が見所です。っていつも思ってる気もするけど。面白がっていただけたら幸いです。つまんなかったら、その内再チャレンジして!なんて都合の良いことを思ったり。私の努力次第ですね。頑張っちゃうぞ。
2018年、戌年。たくさんのお運び、ご協力、応援、有難うございました。
2019年、亥年。ひらたあやを、まるでゆめのようだを、またよろしくお願いいたします!
2018.12.31 ひらたあや
劇団四季には演技レッスンがない。
浅利慶太という人がいる。いや、いた。
「居て、捨てて、語れ」
劇団四季で再三言われる言葉だ。
「格好をつけるな、俺に見せようとするな。力まずシンプルにやれ」
通し稽古の前に彼はいつもそう言っていた。わたしは先生(浅利慶太)のことが大好きだった。平成最後の夏、7月13日。7月14日の創立記念日を目前に、先生は天国へ行ってしまった。
劇団四季がよく言われてきたことの中に「北朝鮮」「母音法が気になる」というのがある。スター俳優ではなく作品を見て欲しい・言葉を聞かせたいという結果、みんな同じに見える・言葉に捉われて感情がない…そういう風に見えていたんだと思う。
研究生として入団した頃、顔が覚えきれないほどの俳優の中で「何人が先生の意図を理解しているんだろう」とわたしはよく考えていた。劇団の稽古場には「ライブラリ」という図書館があったので、なるべく理解したかったわたしは先生の話の中に出てきた「ルイ・ジュヴェ」の本を読んでみたり(難しかった)、創立メンバーである藤野節子さんの本を読んでみたりもしたが、退団する頃に先生の言っていたことを理解し表現できていたかと言われると、できていなかったと思う。
四季では、ダンスのレッスンや歌のレッスンはあれど「演技のレッスン」はない。世の中には演技のワークショップやレッスンが溢れているのに…と不満に思っていたこともあった。だから「母音片言芝居」なんてディスられるんじゃないかと思っていたこともあった。
作る側になって分かったことは「演技は結局演技なのだ」ということ。
演じる技。
不必要なわけではないが、演技を磨いたところでそれは演じているという意識が一枚噛んでいることになる。
それでは届かないんだ「居て・捨てて・語る」には。
では何が必要だったか。「当事者であること」だ。
夢から醒めた夢という作品がある。夢の配達人は一人の役者を用意して、「ピコ」という女の子を演じてもらうことにする。一人の役者はピコとなり、その目で、その肌で色んなことを感じ経験する。
役者ってそういうことなんじゃないか。
初舞台を踏んだ"エルコスの祈り"という作品の稽古で先生に「お前はおでこが広い。おでこが広くて嫌だったことはあるか?からかわれたことはあるか?」と言われたことがある。「なんでもいい、そういう自分のコンプレックスな部分を引き出して、嫌だ!悔しい!と思う心を思いっきり出せ」と。
他の同期にも「お前はどこの出身だ。今どこに住んでいる。どうやって稽古場まで来たんだ。」そう聞き、「一人暮らしの家から、稽古場に来たお前のままでいいんだ。漠然と誰かになるな、漠然と演技をするな」と言っていた。
エルコスは問題のある子供たちが親に見放され、地獄のような学園に送り込まれている話だ。「悲しい子供たち」を漠然と演じようとしていた若い俳優たちに、先生は熱く「当事者であれ」と教えてくれていたのかもしれない。
ファンタジーな物語も、事実にもとずいた戦争の話も、全ての作品に「祈り」があった。「生きていてよかった」と思える演劇を、先生は作ろうとしていた。
ああ、生きててよかった!と思う時、そこに技なんてあるわけがない。
技に頼らぬように、"演技をしていること"に満足しないように、台本の言葉だけに集中してシンプルに演じる。虚構である演劇の世界でなるべく当事者になるには、削ぎ落とす必要があった。…のではないか、と、今になって気がつく。
多様性の時代、問題になっているLGBTの話の他にも、障がいのある人、不登校の学生、認知症になったお年寄り…。様々なカテゴリに当てはめられがちな日本で、自分のことをカテゴライズできない人もいるし、マイノリティだと悩んでいる人も多い。それぞれでいいんだけど、それを認めてもらえないことの方が多い。
そんな中、演劇にできることはなにか。俳優にできることはなにか。
虚構の中で「当事者に成り代われる」ことではないか。
多様性を認められない人たちにひとつの物語を見せて「この人のことをどう思いますか?あなたにはどう映りますか?」と問いかけること、当事者の人たちに対してなにか救いになれるようなこと…。
まだハッキリと見えていないけれど、本当の「居て・捨てて・語る」ができるようになればどんなテーマでやったとしても「どうせ演技じゃないか、本人でもないのに分かったふりするな」と言われることのない演劇ができる気がしている。
浅利先生は疎開や尊敬する人の自殺、愛する人の死を二度も経験している。父親がいい歳して俳優になると言い出したせいで演劇を憎んでいる、というのも語り草だ。
様々なことの当事者であった人からすれば、上っ面の演技で悦に浸る俳優はそりゃあ腹が立ったことだろう。時折顔を真っ赤にして震えながら放つ怒号は、そういう「怒り」からきていたんじゃないかと今更腑に落ちた。
先生は厳しかった。怖かった。お気に入りを甘やかすところもあったし、とんでもない決定をすることもあった。辛い目にあっている俳優も、スタッフも、大勢いた。
だけどいつも「家族を大事にしろ」「俳優なんてしてないで、親元で愛する人でも見つけなさい」「地元の公演には出してやるから言いなさい」と繰り返す優しい人でもあった。制作には「死んでも俳優を守れ」と言っていたと聞くし、ベテランの先輩が本番で台詞を間違えて深々と謝る姿に「もう七十なんだからそんなこともあるさ、」と困ったように笑う顔も忘れられない。
…少し自分の話も。
わたしはお気に入りでもなければ、役をつかんだこともない。
だけど先生の演出を受けることは5年半の劇団生活の中では割と多かった方だと思う。
上のエピソードの時からなんとなく顔を覚えられ「おでこ」と呼ばれていた。コンプレックスじゃないか、と聞いたくせにその名前で呼ぶなんていじわるな人だ。
休みの日にオーディションの練習をしに行った稽古場で先生とすれ違い、「何を受けるんですか」となぜか敬語で聞かれて答えると「頑張ってくださいね」とケラケラ笑われたこともあった。「なんで笑うんですか!」と背中に文句を言うと「ちゃんと見てますからね」といたずらっぽく笑われた。
…その程度の繋がりだったけれど、劇団四季の一員だった身として私なりの「先生の祈り」を受け継いで、演劇に、私生活に活かしていかねばならないと感じています。
長くなっちゃった。
まだまだ本当は言いたいことがある。感謝もある。だけど個人的な感情や思い出は、わたしが大事にしていればいいかなと思うので。
少ない人数でも、浅利先生のマジな部分を知って欲しかったので書きました。
9月のまるでゆめのようだで、少しは具現化できるといいな。
春を呼ぶのヒメノイエ
花粉がばふんばふん飛んでいますね。春がやってきました。みなさんいかがおすごしですか?
この春が来る少し前、ひらたは相変わらずお芝居を打っておりました。
まるでゆめのようだ 第よん回公演
「マーガレット または、」
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!
個人的に、前回のラボの稽古中から「次は絵本作家の話が書きたいな」と思っていたのでマーガレットを産み出せてとても嬉しかったです。
お芝居というものは、誰かが観てくれてやっと存在できると思っています。
登場人物たちも、お客さんの目に触れた時にやっと存在できる。
いくら演出をつけたって、いくら演技プランを考えたって、「役」が初めて産まれるのはお客さんの前なのです。出産前に食事を気をつけたり、タバコをやめたり、つわりがあったり…というのが稽古で、「開演」と同時に毎度産まれるのです。
ああ、我ながらいいな、今度はこういう話を書こう。いままさに自家発電しました。
(写真右・熊谷藍)
少し話させて。
マーガレットは、わたしの気持ちがいっぱいいっぱいに詰まった物語でした。
14歳、漫画家、声優、絶対にそういう職業になるぞと決めていました。将来のことをいっぱいいっぱい考えていました。
16歳、どうやら舞台が最高に面白いと気がつき、劇団四季に入りたいと思いました。しかしバレエも、歌も、愛媛の地元では気軽には習えませんでした。
だけど絶対に舞台がやりたくて、高校は運動もできないのにダンス部に入り、途中から松山までバレエとジャズを習いに毎週一人で早朝に電車に乗って。部活の先輩に「四季なんか入れるわけないよ」って笑われて、ダンス部は朝練もないのに、ひとりで緞帳の下りたステージで踊りや歌を練習してみたりして、家でもどったんばったん踊って近所のひとに笑われて。
できることがない中で、できることを探して、むちゃくちゃ悔しかった。男子を取った取られたで現をぬかしてる同級生が大嫌いでした。
あの頃の怒りと悔しさは今でもわたしの中にあって、地元に帰るたびに思い出します。港から見る綺麗な星空、愛宕山から見る水平線に溶ける夕陽。大好きで大嫌い。だけど愛おしい。
大阪に出て、一日のほとんどをレッスンに費やして、東京に来て、劇団でたくさん舞台に立たせてもらって。わたしはどんどん強くなって、地元に帰るといっきにその「強さ」が砕け散って、弱いわたしが顔をのぞかせる。
そして今、演劇に対して夢中で、頑張れば演劇が作れる今の環境を絶対に手放したくなくて、また昔のわたしのように無我夢中で必死に踊っています。
今のわたし、はマーガレット。地元、わたしを俯瞰で見ているわたしはロマン。16歳のわたしはリア。やっぱり地元が愛おしいわたしが、アオイ。なのかな。はっきりとは私もわかりません。四人ともがわたしの中に存在していて、男はまさに「外からやってきたひと」でした。
そんな風にして、わたしの中のいろんなひとがおしゃべりして、「マーガレット または、」になりました。
わたしも今はもうお客さんのひとりみたいなものなので、わたしなりの解釈です。マーガレット または、が一番刺さってる人間としての。わたしの物語に正しい解はないのです。だれかが見たことのある、何かだと思うので。
春はいつも綺麗です。今年の春も、綺麗に桜が咲いて、卒業があって、出会いがあって、グッバイがあるのでしょう。
あ。そうそう。まるゆめ本公演も、「ギャラリーコンシールからの卒業」でした。最初にまるゆめを担当してくれていたコンシールのスタッフさんが「コンシールからのグッバイと重なって寂しい」と言ってくれて、やっぱりわたしはコンシールが大好きだなとじんわりしました。ラボでは使わせてもらうかんね!って!目指せ、もう少し大きいキャパ。
次回公演はまるゆめ_ラボで3月20日。さっくりとした楽しいのをやる予定です。半分トーク。飲み食いしながらワイワイやりましょう。
まるでゆめのようだ第5回公演は、9月頃を予定しています。年に2回やる!を目標に、ひおき彩乃と、山形からの使者・スタッフじんぼちゃんと頑張って進んで行きます。(彼女のこともそのうち紹介させてください。受付にいた前髪短いお姉さんです。)
ちょっとしゃべりすぎた。またゆめがはじまるまで。グッバイ。
年の瀬寒すぎ!さよなら2017!
冬に対して異常な敵対心があります。ひらたです。
皆様、年の瀬戸際いかがおすごしでしょうか。2017年、終演ですね。2018年が初日を迎えるわけですけれども、稽古が足りてない感じがします。
…小粋でもなんでもないですねこの言い回し。
2017年は
3月 まるでゆめのようだ 第3回公演「魔法」
ギャラリーコンシールにてミュージカルイベント
S&D OFFOFF公演 ゲスト出演
4月 S&D新歓公演 「Cafe Stardust」作・演出
8月 まるゆめ_ラボvol.1「The City Inside Of Me.」
9月 まるゆめ_ラボ打ち上げイベント
10月 カリガリフェス3 出演と色々
12月 S&D第3回本公演 「ひとりぼっちと人形遣い」 作・演出
…なにか忘れてそう?似顔絵屋も毎月やれてます!来年もやるぞ!
S&Dも合わせると4本(ラボは1本計算)脚本と演出しましたね。でもまだ書き出せるくらいにしか活動してないということで、まだまだでございますな。来年は今年よりたくさん書きます。ぜったい!
2017年は色々なことを考えるきっかけがあった気がします。周りに変化が多くて、その中でわたしは黙々と演劇を作ったりイベントをやってみたりして、相変わらずゲラゲラ笑っていました。といっても、笑ってるだけじゃなかったかな、今年は。
寂しく感じることもありました。自分の力不足に涙が出たこともありました。年末には教えている大学生サークルも初めての引退があったりして、わたしは変われているのかなあって考えたりもしました。
そんな中でわたしにできること、わたしがやりたいことは結局演劇なんだなって改めて確信した年でした。
なので、来年はもっと脚本を書いて、観てくださる方を増やしたいと思います。
そのための新しい挑戦も考えています。1月から早速始める予定のことも、発表したいことも!あります!去年より楽しませたいな、今へぼへぼな私ごときを、応援してくださってる皆さんを。
29年生きてきて、わりと力を抜くところは抜く、ってのが上手いタイプで。うまいことやってきたなと自覚しているんですけれど、遂にストイックになるタイミングがきたのかなと思います。(あ、でも四季入る前は結構ストイックだったかも。一日のほとんど踊ってる日があったりしたし。)
四季を辞めて、色んな方と知り合って色んなものを見て、一周回って「演劇」を見つめる時期がきた!という、2018年、です。きっと!笑
いい演劇を書けるおばはんになるべく、頑張ります。
30歳、節目の年になるといいな。30歳!?ええ〜〜〜クソガキのままなんだけど!大丈夫かなあ!?みなさんがいてくれればきっと大丈夫なのでお願いしますね!?w
抱負は、だから、うーん、ストイック!かな!?
2018年は早速2月22日〜25日にギャラリーコンシールにてまるゆめ公演があります。
「マーガレット、または」
チラシもできましたので、是非もらってやってください。
こちらについては長くなるのでまた年が明けたら書きます!
なかなか自立できない、皆さんありきのひらたあやですが、2018年もよろしくお願いします!!!来年もいっぱい笑おうね。笑えない時は、会いに来てください。
ここはわたしの街だ。ようこそ、コンシールへ。
すぐに時間が過ぎるものですね。ブログの画面を開いたまんま、一ヶ月経ってしまいました。もうすぐ10月…?恐ろしや。
まるゆめ_ラボ01「The City Inside Of Me.」無事ない幕を下ろしました。ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今回は実験企画ということで、わたしがずっとやってみたかった演劇とコントの間、みたいなものを書いてみました。趣味丸出しだったと思います。皆様に甘えた部分もあったと思います。ラフに、身近に、演劇を感じてもらえるということに関しては、これからも挑戦し続けていきたいなと思っています!外でもやりたい!
コントも、今回はボツにしたストックがいくつかあるので、またやりたいな。
次はいつ、なにを実験したくなるのやら。
そして「まるゆめ打ち上げトークライブ」もありがとうございました!
わちゃわちゃすぎかしら…と心配してましたが、皆さんには「盛りだくさん」と言っていただけてよかったです!歌って踊って、小芝居して、映像みつつトークして…。色々できて楽しかった。
私にとっても、経験の少ない出演者の子たちにとっても、すごくいい経験だったのではないかしらと思っております。
彩乃の日本舞踊と一緒に「津軽海峡冬景色」ができたの、かなり嬉しかったなあ!
そしてそして!まるゆめの次回公演は2018年2月22~25日に決定いたしました!
まるでゆめのようだ第4回公演、ラストのギャラリーコンシールになる予定です。ギャラリーでやる意味のある作品にする予定。第5回公演からは、小さな劇場に進出しますので、お楽しみに!です!
おあげ婆さん、われながら好きな役でした。
ちょっとブレてるけど、おうどん集合写真も!
おうどん、皆さんが予想以上に愛してくれて本当に嬉しいです。麺屋通りの「かまのや」も、あんみつ屋さん「あんちゃん」も宜しくお願いします。スパベッピー屋「ピッコロ」も!ふふ。
市子も好きな役だった。けど、死体役が一番緊張した。
ひらたの一押しコントは実は「死体とラーメン」なのでした!
では、次回のまるゆめで絶対絶対ぜったいお会いしましょう!
シンプルなブログになっちゃった。また書きます。
「The City Inside Of Me.」
ひらたの演劇企画・まるでゆめのようだ
の新企画、まるゆめ実験室こと「まるゆめ_ラボ」!…を、やってみます!
本当にチャレンジで、わたしはドキドキしているのです。
やる内容はなんと「コント」!といっても、わたしが書きますんで演劇とコントの間みたいなものになりそうです。なんせ、コメディ強化月間なわけです!それに、皆様をおつきあいさせてしまおうという横暴な企画です!
客席も、今までとは違う形で配置する予定で、公演回数は1日3回の計6回。
多分当日の我々はバッタバタです。
そして内容ですが、ひらたの好きなものがたっぷり詰まった感じになりました。いやそれはいつものことなんですけれど。お笑いといえば、とわたしが思っているものです。
コントが5本と、毎回変わるおふざけを1本の1時間、楽しんでもらえると思いますぜひぜひぜひいらしてください!!!
ってなわけで詳細!
まるゆめ_ラボ01「The City Inside Of Me.」
8月26日・27日、両日14:00/17:00/20:00の三回公演です。
チケットは2,000円、当日発売のリピート割(1,000円)もございます!(どちらもドリンク代500円頂きます)
作・演出 ひらたあや
出演 ひおき彩乃、阿部美月、川﨑玲奈、さかもとまみ、高橋春野、鳥丸あやか
(あ、ひらたも出演します。)
チケットのご予約はわたしからでも、各出演者からでも、チケットフォーム(
https://ws.formzu.net/fgen/S80747531/ )からでも!チラシも、カリガリに置かせてもらっていたり、各出演者が持っていますので、貰ってやってください。
今回はパンフはもちろん、Tシャツや台本も発売予定だよ!
面白いものをラフに観られる環境作り第一歩!めちゃくちゃに稽古をしつつ、お待ちしております!
誕生日のこと!
夏真っ盛り!ひらたです。
夏らしいことしてますか?わたしはカレー屋の七夕で浴衣も着てしまったし、花火は人多くてアレだし、海もちょっとアレなので、アレです。夏はアレしてます。つまり稽古三昧・お家三昧です。サマー!
しかし夏といえばですね、私事ではありますが誕生日がありました。
カリガリで誕生日イベントを開くのも二年目、ずいぶんとわたしの人柄もお客さんに染み渡ってきた頃かしらと、全力でふざけることにしまして、
こんなんなりました。↓↓↓
こだわりのダサ告知画像!ディナーショー風味!
前回のカリフェス(カレー屋のオーナーや店員がなぜだか歌いまくり盛り上がりまくるライブフェス)にて出現したベテラン演歌歌手・松平綾芽さん(まつだいらあやめ)を召喚し、その弟子・森永メイリン、友人の一発屋歌手・ニッキー友川をも召喚し、歌って喋ってのバースデーライブをやりました。
来られなかった方は意味がわからないと思いますが、小芝居ライブです。
まあバタバタしまくりましたが来てくれたみんなの笑いもあってほっこりして、すっごく楽しかったです。わたしは!誰よりも!
サプライズまでしていただいて、去年は我慢できたのに今年は流石に泣いてしまいました。サプライズされること知りまくっていたというのに!
ものすっごくおしゃれなケーキ!いただいた!なんこれ!
そしてくらげTシャツ!袖にはタグがついてて、「まるでゆめのような誕生日」って。(反対側は身内ネタw)まるでゆめのようだ、はわたしがやってる演劇企画で、それに気づいた時に涙腺が決壊してしまった〜。
(この写真おじさんみたいだな…)
お花ももらいました。ドライフラワーにしてるよ。本当にもう、たくさんをありがとう。みんなでTシャツ着て写真撮りたい〜。
そんなわけで、自分の企画も楽しめたし、お客さんたちからも嬉しいプレゼントをもらい、良い7月16日となりました。愛しさ爆発ですわ、ほんと。おめでとうをくれた友人たちもありがとう。
29歳になったひらたは、相変わらず演劇を作ってゆくと思います。その中で目標もあります。ただただ演劇をやるより、もっと演劇のハードルを下げて、ラフに観に来られる環境を作りたい。ソフト(中身)はどんどん面白く、ハード(外枠)はぶっ壊して色んな人に演劇を楽しんでもらえるように、したいなあ!
作る、チケット売る、作る、チケット売る、それだけのしょーもないループにハマりたくないんです。小劇場はすぐそのループにはまるし、蓋を開けたら半分は「別の劇団の俳優たち」だったりする。俳優が友人のよしみでチケット買って、それだけで回ってるなんて言われたりもします。
そんなことにはしたくないので、あれこれやり方を模索して、そのためには中身が面白くないといけないので作品作りに没頭して。
あっという間に30代になりそうです。
でかいことを言ってますがわたしはまだ弱小のヨワヨワなので、みなさんの力が必要で。応援してくださる方々の、そしてなにより舞台を観に来てくださる皆さんのために急激に進化せねばならんと思っている次第です!がんばるよ!見ててください!
長くなったので別で告知のブログも書きます。(読んでね!!!)
誕生日に限らず、いつもひらたを見ていてくださる皆さん、本当にありがとうございます。それしか言えないのが悔しいけど!「応援しててよかったな」と思わせる人間になりますんで。カラダで返します。笑